大学と現代社会

 

第4回

 

2007/10/14

 

‘レポートを書く’とはどういうことか?

何かものを書く際には、誰に読ませるかを考え、書き終わったものを印刷して読み直すことが必要である。又、レポートを書く際に最も重要なのは、一段落目に書き手が最も言いたいこと、つまり主張を書くことである。読み手は、最初の段落を読んだだけで、書き手のものを書く能力が、ある程度までわかってしまうそうだ。

 

シックスセンスの正体とは?

安部元総理の退陣の理由として健康問題が取り上げられたが、彼は‘IBS’(Irritable Bowels Syndrome)という大腸の病にかかっていた。腸を含めた内臓は常に脳へ信号を送っており、精神に影響を与える。よって、大腸を患っていた彼は精神状態が不安定であったため、職務をこなすことは極めて不可能であったのである。人間には五感の他にも、内臓という第六感‘シックスセンス’が存在するようである。

 

関連書籍:内臓感覚★

     ムーア 人体発生学★

     ネッター解剖学?★

 

人間の脳と心の結びつき

人間は理性(reason)で物事を考え行動しているが、より深く行動に影響しているものとは感情(emotion)である。人間の心の中には、知(知能)・情(情動)・意(意志)の三要素があると言われているが、情の部分が最も人間の心や行動を支配している。しかし、未だに人間の脳と心がどう結びついているかははっきりとしていない。この不思議な事実に関連して、立花先生の著書でも紹介されている‘リバディ・タンク’が興味深い例として挙げられた。

 

関連書籍:生存する脳★

     第三の脳★

 

‘リバディ・タンク’とは?

これは、人間が自分の体温と同じ液体につかり、室温も体温と同じ温度にし、さらに部屋を真っ暗にした状態に置かれると、自分が一体何者なのかということがわからなくなってしまう体験ができる装置である。外界の信号に反応する必要がなくなってしまい、脳だけが働いている状態になるためこのような現象が起こるそうだ。

 

関連書籍:臨死体験★

 

‘リバディ・タンク’の体験から何が得られるのか?

人間個人を離れる体験をすることによって、すべての人間が持つ共通部分の体験をすることができるそうだ。共通部分とは、人間の意識下にある理性を超えた世界のことである。又、‘箱庭’という精神的な病の治療にも用いられる装置を使うことによって、個人の心の中を見ることができるので、普段は感じることのできない人間の奥深くにあるものを体験できるようだ。

 

関連書籍:トランスパーソナル★

     脳を越えて★

     ユング?★

     箱庭?★

     元型と象徴?★

 

今日の講義を受けての感想

私は、‘リバディ・タンク’別名‘アイソレーション・タンク’というものに興味を持った。自分の体が周囲と同化してしまい、脳だけが働いているという状態は全く想像がつかないし、自分が何者だかわからなくなるとはどのような感覚なのか、非常に不思議である。これからも、今まで聞いたことのないような貴重な講義をたくさん聞いて、様々な知識を増やしていきたい。

(文学部英米文学専修1年)